データ構造の基礎

リストのスライスとリスト内包表記

こんにちは、みなさん!今日はリストのスライスリスト内包表記について学びましょう。

スライスとは

スライスは、リストの一部分を取り出す方法です。インデックスを使って、リストの特定の範囲を取得できます。


   numbers = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
   slice1 = numbers[1:4]
   print(slice1)  # 出力: [1, 2, 3]
   slice2 = numbers[:3]
   print(slice2)  # 出力: [0, 1, 2]
   slice3 = numbers[3:]
   print(slice3)  # 出力: [3, 4, 5]

スライスの書式は リスト[開始:終了] です。開始インデックスから終了インデックス直前までの要素が取得されます。

データ構造の基礎

リストのスライスとリスト内包表記

リスト内包表記

リスト内包表記は、短く効率的にリストを作る方法です。例えば、1から5までの数の2倍をリストにしたい場合:


   doubles = [x * 2 for x in range(1, 6)]
   print(doubles)  # 出力: [2, 4, 6, 8, 10]

このコードでは、range(1, 6) で1から5までの数を生成し、それぞれを2倍して新しいリストを作っています。

上記分かりずらい方もいらっしゃると思います。図解すると以下のような形になります。

doubles = [] for x in range(1, 6): doubles.append(x * 2)

リスト内包表記は、コードをシンプルにし、読みやすさを保ちながら効率的にリストを作成できる便利な方法です。

まとめ

スライスを使えばリストの一部分を簡単に取り出せます。リスト内包表記は、新しいリストを効率的に作るのに役立ちます。