データ構造の基礎

タプルの使い方

こんにちは、みなさん!今日はタプルの使い方について学びましょう。

タプルは変更できないデータ構造ですが、さまざまな場面で役立ちます。以下にタプルの主な使い方を紹介します。

1. タプルの要素の取り出し

タプルもリストと同じようにインデックスを使って要素を取り出せます。


   fruits = ("りんご", "バナナ", "オレンジ")
   print(fruits[0])  # 出力: りんご
   print(fruits[-1]) # 出力: オレンジ

2. タプルのスライス

タプルでもスライスを使って一部を取り出せます。


   numbers = (1, 2, 3, 4, 5)
   slice1 = numbers[1:3]
   print(slice1)  # 出力: (2, 3)

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タプルの使い方

3. アンパッキング

タプルは「アンパッキング」という方法で、複数の変数に一度に値を代入できます。


   point = (10, 20)
   x, y = point
   print(x)  # 出力: 10
   print(y)  # 出力: 20

このコードでは、point タプルの値を xy に分けて代入しています。これは座標や複数の値を簡単に扱うのに便利です。

タプルは変更不要なデータを安全に管理したり、アンパッキングで効率的に値を扱うのに適しています。

まとめ

タプルはインデックスやスライスで要素にアクセスでき、アンパッキングで複数の変数に値を代入できます。変更不可な特性を活かして、データの安全性を保つ場面で使われます。