集合はデータの追加、削除、集合演算(和・差・積など)が可能です。以下に主な操作を紹介します。
1. 要素の追加
add()
で要素を追加します。
fruits = {"りんご"}
fruits.add("バナナ")
print(fruits) # 出力: {'りんご', 'バナナ'}
2. 要素の削除
remove()
または discard()
で要素を削除します。
fruits = {"りんご", "バナナ"}
fruits.remove("りんご")
print(fruits) # 出力: {'バナナ'}
3. 集合演算
和集合(|
)、差集合(-
)、積集合(&
)が使えます。
そもそも、和集合、差集合、積集合というのがそれぞれ何なのか、ですが、簡単に纏めると以下です。
set1 = {1, 2, 3}
set2 = {2, 3, 4}
print(set1 | set2) # 出力: {1, 2, 3, 4}(和集合)
print(set1 - set2) # 出力: {1}(差集合)
print(set1 & set2) # 出力: {2, 3}(積集合)
集合は重複排除や集合演算でデータを効率的に処理するのに役立ちます。
集合は要素の追加・削除や集合演算ができ、重複データを取り除くのに適しています。