関数とスコープ

キーワード引数

関数を呼び出すとき、引数名を指定して値を渡すことができます。これをキーワード引数といいます。


  def introduce(name, age):
      print(f"{name}さんは{age}歳です。")
  introduce(age=20, name="花子") # 出力: 花子さんは20歳です。

キーワード引数を使うと、引数の順番を気にせず値を渡せます。たくさんの引数があるときや、どの値がどの引数か分かりやすくなります。

また、キーワード引数と普通の引数を混ぜて使うこともできますが、普通の引数は先に書くルールがあります。


  def show_info(name, age, city="東京"):
      print(f"{name}さん({age}歳)は{city}に住んでいます。")
  show_info("太郎", 13) # 出力: 太郎さん(13歳)は東京に住んでいます。
  show_info("花子", 12, city="大阪") # 出力: 花子さん(12歳)は大阪に住んでいます。

キーワード引数を使うと、プログラムが読みやすくなり、間違いも減ります