ファイル操作

読み込みモードと書き込みモード

今回は読み込みモードと書き込みモードについて学びます。ファイルを開くときは、何をしたいかによって「モード」を選びます。

ファイルの中身を読みたいときは、"r"(リード)モードを使います。


  f = open("sample.txt", "r")
  text = f.read()
  print(text)
  f.close()

この例では、ファイルの内容を全部読み込んで表示しています。

書き込みモード("w")

ファイルに新しい内容を書きたいときは、"w"(ライト)モードを使います。


  f = open("sample.txt", "w")
  f.write("こんにちは!")
  f.close()

注意: "w"モードで開くと、ファイルの中身が全部消えて新しい内容だけになります。

追記モード("a")

ファイルの最後に追加したいときは、"a"(アペンド)モードを使います。


  f = open("sample.txt", "a")
  f.write("またね!")
  f.close()

このように、モードを使い分けることで、ファイルを安全に操作できます。