ファイル操作

with構文による安全なファイル操作

今回はwith構文による安全なファイル操作について学びます。

ファイルを開いたら必ず閉じる必要がありますが、私はよく閉じるのを忘れてしまいます。

閉じるのを忘れると、ファイルが開いたままになってしまい、他のプログラムがそのファイルを使えなくなったり、データが壊れたりすることがあります。

そこで、with構文を使うと、ファイルを自動で閉じてくれるのでとても便利です。


  with open("sample.txt", "r") as f:
      text = f.read()
      print(text)
  # ここでは自動でファイルが閉じられます

このように書くと、withのブロックが終わったときに自動でclose()が呼ばれます。

ファイルの書き込みも同じようにできます。


  with open("sample.txt", "w") as f:
      f.write("こんにちは!")
  # ここでも自動で閉じられます

with構文を使うことで、閉じ忘れの心配がなくなり、安全にファイルを扱えます