さあ、オブジェクト指向プログラミングの基本、まずは「クラス」の作り方を見ていこうね。
クラスは、さっきお話しした「設計図」のこと。この設計図があれば、同じ種類の「モノ」をいくつでも作ることができるんだ。
Pythonでクラスを作るには、class
という言葉(キーワード)を使うよ。そのあとに、作りたいクラスの名前を書いて、最後にコロン(:
)をつけます。
たとえば、みんなが大好きなゲームに出てくる「キャラクター」のクラスを作ってみよう!
# Characterという名前のクラスを作ります
class Character:
# ここに、キャラクターの設計図を書くよ
pass # まだ何も書かないときは「pass」と書くんだ
これで、「Character」という名前の空っぽの設計図ができたね。
設計図の中には、その「モノ」がどんな特徴を持っているか(属性)や、どんな動きができるか(メソッド)を書いていくんだよ。
例えば、キャラクターには「名前」や「体力」があるし、「攻撃する」とか「走る」といった動きができるよね。そういったことを、これからこの設計図の中に書き加えていくんだ。
クラスの名前は、最初の文字を大文字にするのがPythonのルールだから覚えておいてね。こうすることで、それが「クラス」であることが一目でわかるようになるんだ。
この基本の形を覚えておけば、これからいろんなクラスを作れるようになるからね!