Pythonにおけるオブジェクト

インスタンスの生成

「クラス」は設計図だったよね。じゃあ、その設計図から実際に「モノ」を作ることをなんて言うんだろう?それが「インスタンスの生成」なんだ。

設計図から作った実際の「モノ」のことを「インスタンス」と呼ぶよ。

例えば、さっき作った「Character」の設計図から、実際に「勇者」や「魔法使い」というキャラクターを作ってみよう。


# Characterという設計図(クラス)から、勇者と魔法使いを作るよ
yusha = Character()  # 勇者インスタンスの誕生!
mahoutsukai = Character() # 魔法使いインスタンスの誕生!

# それぞれが、別のキャラクターだよ
print(yusha)
print(mahoutsukai)

実行してみると、画面にはなんだかよくわからない数字や文字が出てくるけど、これは「yusha」と「mahoutsukai」が、それぞれ別のキャラクターとして作られたことを示しているんだ。

この「Character()」という書き方が、設計図から新しい「モノ」を作り出す魔法の呪文だと思ってね。

インスタンスは、それぞれが独自の「名前」や「体力」を持つことができるよ。だから、勇者と魔法使いは同じキャラクターの設計図から作られたけど、それぞれ違う名前や体力を持つことができるんだ。

これで、設計図から実際に「モノ」を作り出す方法がわかったね!これから、このインスタンスにいろんな特徴や動きを与えていくのが楽しみだね!